- 原則として、THE PRINTの専用テンプレートで入稿
特に封筒印刷は、各サイズ毎の木型を用いて製作するため、
専用テンプレートへのデータ配置が必須となります。
- Illustratorは、Ver.8~CS6形式で保存
保存時(ファイル名を付けた後の画面)に、バージョンを選択できます。
- 文字は必ずアウトライン化してから入稿
アウトライン化されていないデータは、弊社PCで正常に見ることができません。
- 画像や写真は、Ai内に埋め込み配置
リンク配置はせず、Illustratorファイル内に埋め込んでください。
- テンプレート内の安全線などガイド線を厳守
安全線より外側にあるデザインは、切れてしまう危険性があります。
封筒の場合、のりしろ部は強制的に無地になります。
- フチまで塗る場合は、必ず塗り足しを設定
塗り足しがないと、裁断ズレが生じた場合に、フチ部が白く残ってしまう危険性があります。
- 2mm~3mmの裁断ズレ/加工ズレを想定したレイアウト
裁断や加工(箔押し等、スジ入れ、折り)などは、最大3mm程度のズレが生じます。
- 特色やRGBは不可、すべてCMYKに変換
DICやPANTONE等の特色はIllustrator上で、CMYKデータに変換してください。
- 白オブジェクトにオーバープリントを設定しない
白オブジェクトや白文字にオーバープリントを設定すると、印刷されません。
必ずオーバープリントプレビューをご確認ください。
- 印刷対象のオブジェクトやレイヤーのロック・非表示は解除
ロックや非表示にしたオブジェクトやレイヤーは印刷されませんのでご注意ください。
- 透明部分やドロップシャドウ等の効果は、ラスタライズ
Illustrator上での各種効果は、印刷時には正しく印刷されません、
必ずラスタライズ(画像化)してください。
- 黒のベタ塗りは、K100%よりもCMY各30%+K100%
K100の場合は、ピンホールや白抜けが生じやすいため、
リッチブラック(CMYを混ぜた黒)を使用してください。
- 黒やグレーの文字や線は、CMYを混ぜずに、Kだけ使用
文字や線など、細かい箇所はリッチブラックを使わずに、K単色を使用してください。
- 細かい文字や線に、CMYK4色の使用は避ける
特にCMYK値合計が高い場合、版ズレの危険性があるため、
極力3色までか、Kの比率を高めてください。
- 最小フォントサイズは、K100%=4pt、K40%=6pt、K30%未満=非推奨
MSゴシックまたはヒラギノのサイズを基準としています。K以外の場合も、同様です。
- 最小線幅は、K100%=0.2pt、K40%=0.4pt、K30%未満=非推奨
薄い色の線は、線幅が足りないと、点線状になってしまいます。K以外の場合も、同様です。
- 線は、「塗り」ではなく、「線」のカラーパレットを使い、線幅と色を指定する
線幅が0に設定されていると、ヘアラインと呼ばれる極細線になってしまい、
印刷がかすれる危険性があります。
- CMYK合計が300%を超える塗りは避ける
インクが乾かず裏移りしたり、色ムラや版ズレなどの予期せぬエラーの原因となり
色味が安定しません。通常は250%程度までを目安にしてください。
- 薄い色の塗りは、CMYK合計7%以上を推奨(3%以下は再現不可)
濃度ムラや網点感が生じるため、1~3%は設定しないでください。
- 画像や写真は、150dpi以下や500dpi以上は非推奨
Illustrator上でのリサイズは避けて、Photoshop等でリサイズしてください。
300~400dpiかつ実寸サイズがベストです。
- オーバープリントは原則として使用しない
色ベタの上に、K100%の文字や線がある場合のみ、オーバープリントの使用を推奨します。
- 印刷不要なオブジェクトやレイヤーは削除
意図しないものが印刷されてしまう危険性や、ファイル容量が大きくなってしまいます。
- 孤立点や空テキストをすべて削除
空テキスト部分があると、「アウトラインエラー」となってしまいます。